【美容調査シリーズ】ニキビケアはどうしてる?スキンケアランキング1位は・・・

■この記事のまとめ
「額や口元にニキビが繰り返しできる」「ニキビがいつまで経っても治らない」そんなお悩みがある方は、ニキビケア用の化粧水を使うことをおすすめします。
今回は、ニキビに悩む500名を対象に、普段のケア方法について調査しました!
医師監修のもと、ニキビトラブルの原因やケアアイテムを選ぶ際のおすすめ成分についても詳しく解説します。是非参考にしてみてください!
■ポイント
①ニキビトラブルの原因
②ニキビ悩みランキング
③ニキビスキンケアアイテムを選ぶ際のおすすめ成分
④おすすめニキビケア化粧水
ニキビができる原因って?
ニキビができる原因は何なのでしょうか?ここからは、東京ブランシェクリニックの美容外科専門医である鈴木三奈先生協力のもと、ニキビの原因や化粧水の選び方について詳しく解説していきます!
この記事の監修者
東京ブランシェクリニック
美容外科専門医・形成外科医
鈴木 三奈 先生
※監修者は「原因」、「選び方」、「成分」についてのみ監修をおこなっています。
ニキビの原因は、過剰な皮脂や汚れが毛穴に詰まり、炎症を起こしてしまうことです。また、肌の生まれ変わりであるターンオーバーの乱れからくる角質肥厚(古くなった角質が剝がれずに厚くなっていくこと)も、ニキビや肌トラブルの原因となります。
ストレスや生理前、生活習慣の乱れは、ホルモンバランスを不安定にさせます。ホルモンバランスの調子が悪くなると、皮脂腺が刺激されたり、肌のターンオーバーが乱れていきます。
また、保湿不足や環境による「肌の乾燥」も、必要な潤いを取り戻そうと皮脂が過剰に分泌される傾向があります。
メイクの落とし忘れや寝具の洗い忘れによって肌に汚れが付着することも、ニキビ(炎症)に繋がりやすいです。
化粧水はマスト?ニキビに悩む500人にアンケート!
トラコス編集部では、ニキビに悩む10代~40代の500名を対象に、アンケート調査を実施しました。
まずはその結果を見ながら、ニキビ悩みを抱える人のスキンケア事情をチェックしていきましょう。
*「トラコス」インターネット調査:対象10代~40代の男女500名、調査時期2021年8月
現在ニキビに悩んでますか?という質問に対して、皮脂量が多い若年層であるほど、現在悩んでいると回答した人が多く、「ときどき」も含めると全年代の8割以上に達しています。
ニキビがある人に聞いた!心あたりある?ニキビの原因と感じるものは?
今回の調査は一般的に知られているニキビの原因を再確認すべく、ニキビの悩みがある本人に自覚や心あたりがある原因を答えていただきました!
ニキビができたことによる本人の自覚として「生活習慣の乱れ」や「ストレス」、現代のコロナ禍を彷彿とさせる「マスク」によるものが大きく占めました。
ニキビができた時、何使う?普段のスキンケアは化粧水はマスト!
ニキビが出ているときは、スキンケア選びにも悩んでしまいますよね。「化粧水」を使用している方は421名と全体の約85%にも上りました。やはり化粧水は、スキンケアの基本アイテムといえるでしょう。
ニキビができている時のスキンケアの選び方は?
アンケート調査結果では「成分」「肌へのやさしさ」を重視して選ぶ方が半数近くいました。
次いで「価格」「保湿力」「口コミ」を重視している方も多くいます。
肌への効果や刺激を意識しつつ、コスパよくケアしたい人が多いことがわかりますね。
選び方は?ニキビケア化粧水を選ぶ際の注目成分
ニキビ予防に効果があるのは、医薬部外品に配合されている「有効成分」です。
有効成分とは、厚労省より効果が承認されている成分です。以下の成分は、ニキビへの効果が認められていて、デパコス化粧水、プチプラ化粧水のどちらにも配合されている成分なのでニキビケアをする際は成分に注目して化粧水を選びましょう!
上記以外にも、ニキビケアにおすすめな有効成分はたくさんあります。
例えばトラネキサム酸はシミ*への美白**有効成分ですが、炎症・肌荒れを抑える作用もあります。ビタミンC誘導体も同じく美白**有効成分ですが、毛穴トラブルやニキビに働きかける作用もあるので、ニキビケアにおすすめです。
*日焼けによる
**メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐこと
【ニキビケアに!おすすめの化粧水】
※掲載商品は効果・効能を保証したものではありません。
※これから紹介する商品は、編集部が独自に集計・選定したものです。
【ニキビにアプローチ】ファンケル アクネケア 化粧液
抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合で、ニキビや肌荒れを予防できるニキビ化粧水。
皮脂が出やすい肌でも使用しやすい、みずみずしいテクスチャーです。1,650円というプチプラ価格なので、気軽に試しやすいですね。
【有効成分】
グリチルリチン酸ジカリウム
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メーカー:ファンケル
価格(税込):1,650円
容量:30ml
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【ニキビにアプローチ】オルビス クリア ローション
ニキビ化粧水のなかでもしっとりとした使用感で、ニキビ予防の有効成分としては「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合。さらに保湿成分に「ハトムギエキス(ヨクイニンエキス)」「コラーゲン・トリペプチド」などが配合されています。
「ニキビ化粧水はみずみずしくて乾燥してしまう」という方や、乾燥やUゾーン(口元)のニキビに悩む方に使ってほしいニキビ化粧水です。
【有効成分】
グリチルリチン酸ジカリウム
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メーカー:オルビス
価格(税込):1,650円
容量:180ml
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【ニキビ予防に】NOV(ノブ) ACアクティブ フェイスローションモイスト
殺菌成分「サリチル酸」と抗炎症成分「アラントイン」「塩酸ピリドキシン」と、ニキビにアプローチする有効成分を3種類配合したニキビ化粧水です。
アミノ酸やヒアルロン酸など保湿成分も贅沢に配合しているので、乾燥からくる口元や頬の大人ニキビ対策におすすめ。ニキビの原因となる角質肥厚にアプローチする角質ケア成分も配合されています。
乱れた肌のコンディションを整え、毛穴詰まりやニキビなどの肌トラブルを予防します。
【有効成分】
サリチル酸、アラントイン、塩酸ピリドキシン
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メーカー:オルビス
価格(税込):3,300円
容量:135ml
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ニキビができているときの化粧水の使い方
洗顔後出来る限りすぐ、500円玉大目安の化粧水を手に取り、手のひらで顔全体に馴染ませていきます。
それから、しっかりと乳液で蓋をしましょう。
ニキビが出来ている部分も乾燥させないために、化粧水・乳液どちらも馴染ませてください。油分が多い状態のときは、こっくりとしたクリームやオイル美容液は避けて、みずみずしい乳液やジェルで蓋するのがおすすめ。
馴染ませる際には、普段から肌に強い力を与えないようにしてください。
ニキビができたときのNGスキンケア
乾燥はニキビが悪化する原因となるので、洗顔後はしっかりと化粧水と乳液で保湿するようにしましょう。
とにかく刺激を与えないことが大切なので、洗顔やスキンケアの時に強い摩擦を与えない、普段からニキビに触ったり、決して潰したりしないことを意識してください。
髪が触れるのもよくないので、家に居る時はなるべく顔周りに髪がかからないように工夫しましょう。
免疫力の低下も、ニキビ発生や悪化の原因になります。十分な睡眠、ビタミンB2、B6などニキビに効果的な栄養素を摂取するよう心がけましょう。
コットンと手はどちらがおすすめ?
コットンと手、特にどちらがおすすめというのはありません。基本的には時短で馴染みやすい手の使用で大丈夫ですが、商品によってはコットン使用を推奨しているので、使用方法に合わせた使い方をしましょう。
ニキビケアしたい箇所に集中ケアしたい場合は、ニキビ化粧水をコットンパックするのがおすすめです。放置時間が長いと刺激になるので、ニキビ箇所には5分程度を目安にしましょう。(※肌状態や商品によっては、コットンパックは控えてください)
また、毛穴詰まりの原因となる角質肥厚が気になる場合は、コットンを使ったふき取り化粧水のケアがおすすめ。
角質を軟化させる「サリチル酸」などピーリング成分が配合された化粧水で、角質の硬さが気になる箇所を、優しく拭き取りましょう。
ニキビ跡はニキビ化粧水で消える?
ニキビ跡には、クレータータイプ、色素沈着(シミ*)タイプ、赤みタイプ、の3種類があります。
クレーターは、炎症が進行しきった結果、肌が陥没した状態です。こちらはスキンケアでのケアは難しいので、治したい場合は美容皮膚科やクリニックでの治療が適切となります。
色素沈着(シミ*)タイプは、ニキビ後に残る赤みや茶色いシミ*です。徐々に薄くなっていくことが殆どです。紫外線を避けて、トラネキサム酸やビタミンC誘導体など美白**有効成分配合の化粧品を使用して、ケアすることがおすすめ。
赤みタイプはニキビ跡というよりも、治りかけの赤ニキビの状態です。強い炎症を残している状況なので、美白**化粧品や抗炎症効果のあるニキビ化粧品を使用して、毎日ケアしていくことが大切です。炎症が悪化しなければ、徐々に薄くなっていきます。
*日焼けによる
**メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐこと
おすすめニキビ化粧水でお肌のお手入れをしよう!
ニキビ化粧水は種類が豊富なので、プチプラアイテムの中からでも、お悩みに沿ったものをセレクトできます。
乾燥や皮脂過剰などニキビの原因はそれぞれですので、ご自身のニキビタイプに合ったものを選びましょう!