【美容調査シリーズ】毛穴ケアはどうしてる?毛穴悩み徹底調査!悩みの1位はあの・・・
■この記事のまとめ
つるんとなめらかな素肌は、女性の憧れですよね。しかし鏡を見てみると気になるのは、ポツポツ目立つ毛穴のお悩み*。
ついついファンデで隠しがちですが、なめらか肌を目指したい人は、日々のスキンケアを見直してみることも大切です。
今回は、毛穴に悩む200名を対象に、毛穴の悩みや普段のケア方法について調査しました!
美容皮膚科医監修のもと、毛穴トラブルの原因やケアアイテムを選ぶ際のおすすめ成分についても詳しく解説します。是非参考にしてみてください!
*汚れによる毛穴の目立ち
■ポイント
①毛穴トラブルの原因とその種類について
②毛穴悩みランキング
③毛穴ケアのアプローチ方法
④スキンケアアイテムを選ぶ際のおすすめ成分
■DATE集計・分析協力
LastData(データサイエンス、エンジニア専門スクール)
美容皮膚科医に聞く!どうして詰まる?毛穴汚れの種類とそのメカニズム
ここでは、毛穴汚れの種類やその原因について、美容皮膚科医である「LonaLona CLINIC」院長、三輪菜つ美先生協力のもと解説していきます!
この記事の監修者
LonaLona CLINIC(ロナロナ クリニック)
美容皮膚科医、抗加齢専門医
三輪 菜つ美 院長
※監修者はおすすめ商品以外についての監修をおこなっています。
こちらの図のように、毛穴はテカリ・ゴワツキから白い毛穴詰まり→黒い毛穴詰まり→たるみ毛穴、と3段階に進行していきます。
毛穴トラブルは主に3種類!
代表的な3種類の毛穴トラブルの状態について解説していきます!
①白い角栓が詰まった毛穴
角栓とは皮脂と古い角質が混ざってできたものです。
毛穴の中にも角質がありますが、ターンオーバーの乱れなどにより、不要な角質が排出されずに毛穴に溜まってしまうことがあります。
溜まった角質と皮脂腺から分泌される皮脂が混ざって、毛穴の中で固まってしまったものが角栓です。
角栓の特徴は、まるで木の年輪のように成長していくことです。角質と皮脂が何層にも重なり合って徐々に毛穴を広げていきます。
②黒い角栓が詰まった毛穴
小鼻などにポツポツと黒く目立つ毛穴。これはもともとは白かった角栓が酸化によって黒くなってしまったものです。
特に皮脂量の多いTゾーン(額や鼻あたり)にできやすく、肌の表面がざらざらとしてくることも黒い毛穴の特徴です。
また皮脂の酸化だけではなく、顔の黒いうぶ毛が角栓に取り込まれてしまうことも原因の1つと考えられています。
③たるみ・開き毛穴
白い角栓や毛穴の黒ずみは、皮脂の分泌が盛んな年齢層(10代~20代後半)に多く見られますが、30代以降からは毛穴のたるみや開きも目立ち始めます。
たるみ毛穴の原因は、肌内部のコラーゲンやヒアルロン酸などの弾力成分の減少です。年齢とともに肌のハリが失われるため、毛穴自体もゆるみ縦に広がってしまいます。
たるみ毛穴は、頬のあたりに出やすい特徴があります。
毛穴に悩む200人にアンケート!毛穴のスキンケア事情は?
毛穴悩み*を抱えている20代~50代以上の200名を対象としたアンケート結果を紹介します。
*汚れによる毛穴の目立ち
トラコス調べ、対象10代~50代の女性200名(調査時期2021年12月)
あなたの毛穴悩み*はどっち?
毛穴の悩みとひとことにいっても、大きく分けると「毛穴の黒ずみや詰まり」、「毛穴の開きやハリ不足」の2つがあります。
アンケート調査の結果を見てみると、毛穴の黒ずみや汚れの詰まりに悩んでいる人は約半数の47%、毛穴の開きやハリ不足に悩んでいる人は19.1%、どちらの悩みも抱えている人は33.5%となっています。
また世代別に見てみると、毛穴の黒ずみや汚れの詰まりに悩んでいるのは20~30代が多く、毛穴の開きやハリ不足で悩んでいるのは30~40代が中心です。
さらにどちらの悩みも抱えているのは30代が多く、年齢とともに毛穴の悩みも変化していることがわかりました。
*汚れによる毛穴の目立ち
毛穴悩み*へのアプローチ方法は?
毛穴ケアで目立たなくさせるには、まずは毛穴を広げてしまう角栓を取り除くことが大切です。
取り除くだけではなく角栓ができにくい肌状態へ整えることもポイントですね。
冒頭のアンケートで、「普段使用しているスキンケアは?」を調査したところ、普段使用しているスキンケアアイテムは、化粧水が最も多く、乳液、クリームと続いています。
毛穴ケアにも!化粧水の選び方
日々のスキンケアには欠かせない化粧水。毛穴ケアをする上で、どのようなアイテムを選べばよいのでしょうか?ここからは「選び方」について詳しく解説していきます!
開き・ハリ不足などのエイジングケア*におすすめな美容成分で選ぶ
「年齢とともに毛穴が目立ち始めた」というお悩みは、肌のハリ低下が原因のひとつ。
とくに30代以降のお悩みには、エイジングケア*ができるアイテムでアプローチするのが効果的です。保湿効果の高い化粧水に、ハリケアができる成分が配合されているものを選びましょう。
*年齢肌に応じたケア
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【毛穴の開き・ハリ不足に!おすすめの化粧水】
※掲載商品は効果・効能を保証したものではありません。
※これから紹介する商品は、編集部が独自に集計・選定したものです。
ドクターシーラボ VC100エッセンスローションEX
高浸透ビタミンC*(APPS)を配合の化粧水は、従来のビタミンCに比べて角質まで浸透**します。乾燥や初期エイジングサイン***にアプローチします。
また、ナイアシンアミドをはじめとした注目の成分も配合され、肌表面のキメを整える美容液レベルの成分が、なめらかな肌へと導きます。
【注目成分】
高浸透ビタミンC(APPS)、ナイアシンアミド
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メーカー:ドクターシーラボ
価格(税込):5,170円
容量:150ml
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エトヴォス 薬用アクネVCローションⅠ
毛穴の汚れ、ニキビができやすい脂性肌・敏感肌の方におすすめの化粧水!
抗炎症作用のある「グリチルリチン酸2K」や皮脂抑制効果のある「ビタミンC誘導体」など、肌荒れやニキビにアプローチする成分が配合されています。
【注目成分】
ビタミンC誘導体*、ヒアルロン酸、リピジュア®(ヒアルロン酸の2倍の保湿力)
*3-O-エチルアスコルビン酸(有効成分)
**3タクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液
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メーカー:エトヴォス
価格(税込):4,180円
容量:150ml
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角栓詰まり・黒ずみなどのケアにおすすめな美容成分で選ぶ
角質を柔らかくする働きのあるサリチル酸が配合されたスキンケアがおすすめです。
角栓のもとは毛穴の中に溜まった不要な角質。サリチル酸が不要な角質を柔軟にし、角栓ができにくい肌状態に導きます。
また毛穴悩み*とともに、肌のベタツキやテカリが気になる人は、過剰な皮脂が分泌している可能性があります。
ふき取り化粧水でベタツキを取り除いたり、皮脂抑制の有効成分が配合された医薬部外品の化粧水を使用してみましょう。
【毛穴ケアに!おすすめの化粧水】
※掲載商品は効果・効能を保証したものではありません。
※これから紹介する商品は、編集部が独自に集計・選定したものです。
ラボラボ スーパーKEANA エッセンスローション
角質ケアから保湿まで叶える次世代ピーリング * 成分PHA が配合されているふき取り化粧水です。毛穴詰まりや古い角質を取り除き、肌表面を引き締めてなめらかに整えます。べたつきを抑えた仕上がりで、オイリー肌の人にも使いやすいテクスチャーが◎
【注目成分】
PHA、10-ヒドロキシデカン酸
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メーカー:ラボラボ
価格(税込):1,650円
容量:100ml
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クレンジングリサーチ ピーリングローション
肌にやさしい3種のAHA配合で角質、毛穴の黒ずみ、皮脂汚れをオフするふき取り化粧水。リンゴ由来の保湿成分が配合されており、しっとりツルツルの肌に仕上がります。
【注目成分】
3種のAHA
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メーカー:BCL
価格(税込):1,100円
容量:200ml
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間違った毛穴ケアに気をつけよう!
気になる毛穴悩み*、早く何とかしたいからと言って無理なケアを行っていませんか?
実は間違った毛穴ケアを続けていると、逆に毛穴の目立ちがひどくなってしまうこともあります。
ここからは注意した間違った毛穴ケアについて解説します。
*汚れによる毛穴の目立ち
ピンセットや毛穴パックで無理に角栓を取らないようにしよう
鼻の頭や小鼻にできやすい角栓。
鏡を見てみるとポツポツと目立っており、ついピンセットや毛穴パックで取りたくなってしまいますが、無理な角栓ケアには要注意!
ピンセットで無理矢理角栓を押し出して取り除こうとすると、毛穴周りが傷ついて炎症を起こしてしまうこともあります。
また、繰り返し毛穴パックを使って角栓を取っていると、肌表面の必要な角質層まで剥がれてしまい、乾燥しやすくなります。
角栓は皮脂と角質が混ざって固まったものです。
無理矢理押し出すのではなく、毎日のクレンジングや洗顔でやさしく溶かすように落としましょう。ホットクレンジングなどで肌を温めながら洗うと、角栓が取れやすくなります。
また角栓が取れた後は、しっかり化粧水で肌を引き締めることも大切です。
ピーリングはやりすぎに注意!
毛穴ケアには角質を取り除くピーリングケアが効果的ですが、やりすぎは逆効果なので注意が必要です。
ピーリングはふき取りや洗い流しの物理的作用によって、肌表面の古い角質を取り除くケアです。
週に1~2回程度であれば問題ありませんが、過剰にピーリングをやりすぎると、肌の角質層が薄くなりバリア機能が低下して乾燥しやすくなります。
バリア機能の低下に伴い、紫外線などの刺激にも弱くなるため、ダメージを受けやすい肌に……。
ピーリングケアを行う時は、肌をゴシゴシこすらず、やさしいタッチで行うよう心がけましょう。
ピーリングアイテムの使用頻度は、月1~2回を目安に、必ず商品説明に記載されている頻度を守りましょう。